赤炎、浜名湖の中心で、ランニング愛をさけぶ

人生初のフルマラソンを1か月後に控えたある日 練習の一環として30キロ走るトレーニングを浜名湖で実施 15キロ地点で想う「俺は一生走り続けるぞ!!」というブログ

第7回北オホーツク100kmマラソン(50kの部) 詳細レポその12

・40-50k 1:09:09(33:20-35:49)  4:29:25

 40k地点でまさかの出来事が....

 

「レッドさんっ!!」

 

黄色のランシャツに黄色のリストバンド、黄色のランシュー

イエロー氏の登場だ

脚はしっかり地面を捉え、腕もしっかり力強く

目線はずっと先の方を見たまま

ただ、俺の名前を呼んだだけ....

 カッコ良かった

クソカッコ良かったし、クソ速かった

周りと比べても圧倒的な速さ

別次元の速さ

レベル違いの強さ

唯一無二の存在

まさにドクターイエロー

 凄かった

ランナーとして3段、4段位レベルが違った

「レッドさんっ!!」の後、何言いたかったんだろうってずっと気になってたけど

聞く間もなくあっという間に先に行っちゃった

やべぇ位速かった

 

自分の方はというと

35k地点から実力無いランナーの教科書通りのような走り

でも、最悪42.195kまでは頑張ろうってことで走る

そっから8k位は何とかなるだろうと...

でも、もちろん...

何とかならんかった(-.-)

50kなんてフル+8kでしょ?何とかなるっしょ!

は大きな勘違いだった...

もう、そこら中攣る

右脹脛、右ハムが攣り、左ハムが攣った後

両臀部が攣り、両股関節が攣り...

もう攣るとこ無いだろうって思ったら背筋攣って、最後に腹筋も攣った...

 

よっ!!痙攣王!!

 

よっ!!じゃねーよ

しかもこの場合の王様って嬉しくねーし

 最後はもう本当にキツい

走っては歩き、また走っては歩く

平坦な道ならまだ良いけど、アップダウンばかりだから地獄ですね

前後にランナーがいれば良いんですけど

ランナーはいない

参加人数自体が少ないし、見晴らし良すぎて逆に誰も見えない...

前もいないし、恐る恐る後ろ振り返った所で誰もいない

もう、俺最下位じゃないの?って不安がよぎる

 

そんなぽつんと一人で走ってる状況でも

エイドに行くとホッとする

猛烈元気なテンションで応援してくれる

「あと、少しです!!」

「頑張ってください!!」

「こっからは歩いても大丈夫ですよ!!」

等...

「こっからは歩いても大丈夫ですよ!!」の応援が何か引っかかった

いや、本人は凄く気遣った上での声援だったと思う

凄く有難いし嬉しい

でも、それを受けて何か燃えた

「俺は、ランナーだ!!」

クソくだらない意地だけど、やっぱり俺はランナー

走るためにわざわざ北海道まで来た

ウォカーでもなければジョガーでもない

どんなにド凡走であってもランナーなんだ

そう思って最後の数キロは意地で走った

 

つづく

 

【練習】

9日 休足

【走行距離】

8月第2週 11k

8月月間 35.6k

  

 
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