赤炎、浜名湖の中心で、ランニング愛をさけぶ

人生初のフルマラソンを1か月後に控えたある日 練習の一環として30キロ走るトレーニングを浜名湖で実施 15キロ地点で想う「俺は一生走り続けるぞ!!」というブログ

第7回北オホーツク100kmマラソン(50kの部) 詳細レポその14(最終回)

今回の大会ではいくつか目標を掲げてました

・会場に無事たどり着く

・50k完走する

・北海道っぽい写真を最低3枚撮る

1つ目、2つ目と達成できたんですけど、問題は3つ目

本当はレース中にノンビリとスマホで写真を撮る予定でした

でも、某氏と相部屋になったおかげでそんな予定ぶっ飛びました

しょうがないんで大会の翌日レンタカーで浜頓別町やら稚内やらをブラブラしつつ

北海道っぽい写真を撮りました

ってことで、最終回はその写真を公開!!

センスが問われそうで結構緊張します

 

まず1つ目がコチラ↓

f:id:fireredmasa:20170807211243j:plain

浜頓別町から稚内に向かう途中の丘陵地帯

特に観光名所と言うわけではないけど、小さめの駐車場があった

たぶん「車止めてここで写真撮りなよ」って意図だと思って撮りました

大会で走った時の最初の10kがまさにこんな感じ

上2/3位は濃霧であの世みたい

(よく見ると2/3は盛ってましたね 実際は1/3位かな

ま、それもカメラのアングルでどうとでもなりますね)

ウグイスの声、風で木や草が揺れる音、波の音が聞こえる

この左側にはどでかいオホーツク海がある

神秘的な空間

 

2つ目はコチラ

f:id:fireredmasa:20170807212138j:plain

稚内市街から少し北に行ったところにあるノシャップ岬

そのすぐ手前にある小さな草むらで発見

最初よくできた人形だなって思って見てると、動き出してビビりました

ノシャップ岬周辺で結構たくさん見かけました

感動!!

 

最後はコレ

f:id:fireredmasa:20170807212828j:plain

やっぱり食でしょ!!

これは鹿を激写した草むらの真横にある「みなとや」って店で食べた海鮮丼

周辺には食堂がいくつかあってどれも漁師飯みたいなのを提供してるみたい

どうせならってことで自分も頼んでみた

味は....

生臭い?

いや、新鮮さから来るモンだろうけど....

スーパーで買う海鮮丼の方が...

「全然わかってねぇーや」って漁師に怒られそうだったんで黙って食べました

 「ん~、新鮮っ!!」

 レポ終了

 

【練習】

11日 休足

【走行距離】

8月第2週 22.2k

8月月間 46.8k

   

 
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第7回北オホーツク100kmマラソン(50kの部) 詳細レポその13

ゴール後控室へ

すぐホテルに戻れば良かったけど、まだちょっと時間あるし

更衣室でゆっくりしようかなと...

ちょっとした階段で太ももが攣り

ドア開けて脇腹が攣り

シューズ脱いで両ハムが攣り

シャツを脱いで背筋が攣り

...もう、いいっすね

 

ゴール直後は悔しさがいっぱいだったし

もう当分の間フル以上の距離はいいやって感じだったけど

更衣室でボーっとしてると何か達成感みたいなのがジワリジワリと来る

俺は50k完走したんだ!

 

更衣室で少しゆっくりした後ホテルに戻ることに

途中、他のランナーさんのゴールなんかを見届ける

やっぱりカッコいい

速くはないんだけどコツコツ自分のペースで走ってゴールに向かってる

その姿が凄いカッコ良かった

俺もまた走りたい!

....って、さっきもういいやって思ってたはずなんだけど...

 

ホテルに着いて受付で鍵を貰おうとすると

「お連れの方がもう戻ってます 今お風呂に入られてるようです」

連れじゃね~し

「あら、お連れの方じゃないんですか?

レッドさんとイエローさんで収まり良さそうで....」

良くね~し

「そういえば、ブルーさんはまだ戻ってないようで....」

いね~し ブルーなんてどこにも

そんな被害妄想をしながら自分も風呂へ向かう

 

かなり気まずい

40k地点でブチ抜かれた事を言われるんだろうなとか心配しながら 

ガラガラ....(風呂のドアを開ける音)

......

ってかそこまで詳細に書く??

次に見えたのはイエロー氏の〇ンポですよ 当然

絶対いらんわ この描写

ま、そんなことは措いといて

お互い疲れ切った表情でレースを振り返る

ブチ抜かれた事も少しいじられながら....

部屋に戻るとまたレースの振り返り

各々のタイミングで各々の話したいことを好きなように話す

会話のキャッチボールとか全く成立してない

でも、盛り上がってたんで良かったんでしょうね

学生時代の合宿みたいで楽しかった

 

50kの部も100kの部も19時が関門

その後19時30分から後夜祭

前夜祭と同じように軽食、酒、ジュースが振舞われた

ビールは飲み放題なんだけど、周りの人達は物凄い勢いで飲んでる

やっぱりランナーに酒豪は多いんだろうか...

 その後ホテルに戻り、昨晩同様とんでもない量の夕食を頂き早めに寝ることに

今日こそ寝れるぞっ!て思ったけど

変に頭が冴えてしまって逆に寝れなかった...

朝は6時位に起きて朝食

ささっと食べて、イエロー氏を食堂に残し部屋へ

今回でイエロー氏を食堂に残すのは3回目

3回目となると何の罪悪感もなく残していける

慣れって怖いなって思いました

散らばりまくった部屋の片付けなんかをしつつ帰る用意をする

戻ってきたイエロー氏と軽く雑談し別れることに

 

「また、どっかの大会で会いましょう....」

 流離い行きずる

これぞ旅

またどっかで会おう!!

  

次の記事で今回の詳細レポは終了

  

【練習】

10日 朝ラン 11.2k 1:03:58 @5:44

【走行距離】

8月第2週 22.2k

8月月間 46.8k

  

 
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第7回北オホーツク100kmマラソン(50kの部) 詳細レポその12

・40-50k 1:09:09(33:20-35:49)  4:29:25

 40k地点でまさかの出来事が....

 

「レッドさんっ!!」

 

黄色のランシャツに黄色のリストバンド、黄色のランシュー

イエロー氏の登場だ

脚はしっかり地面を捉え、腕もしっかり力強く

目線はずっと先の方を見たまま

ただ、俺の名前を呼んだだけ....

 カッコ良かった

クソカッコ良かったし、クソ速かった

周りと比べても圧倒的な速さ

別次元の速さ

レベル違いの強さ

唯一無二の存在

まさにドクターイエロー

 凄かった

ランナーとして3段、4段位レベルが違った

「レッドさんっ!!」の後、何言いたかったんだろうってずっと気になってたけど

聞く間もなくあっという間に先に行っちゃった

やべぇ位速かった

 

自分の方はというと

35k地点から実力無いランナーの教科書通りのような走り

でも、最悪42.195kまでは頑張ろうってことで走る

そっから8k位は何とかなるだろうと...

でも、もちろん...

何とかならんかった(-.-)

50kなんてフル+8kでしょ?何とかなるっしょ!

は大きな勘違いだった...

もう、そこら中攣る

右脹脛、右ハムが攣り、左ハムが攣った後

両臀部が攣り、両股関節が攣り...

もう攣るとこ無いだろうって思ったら背筋攣って、最後に腹筋も攣った...

 

よっ!!痙攣王!!

 

よっ!!じゃねーよ

しかもこの場合の王様って嬉しくねーし

 最後はもう本当にキツい

走っては歩き、また走っては歩く

平坦な道ならまだ良いけど、アップダウンばかりだから地獄ですね

前後にランナーがいれば良いんですけど

ランナーはいない

参加人数自体が少ないし、見晴らし良すぎて逆に誰も見えない...

前もいないし、恐る恐る後ろ振り返った所で誰もいない

もう、俺最下位じゃないの?って不安がよぎる

 

そんなぽつんと一人で走ってる状況でも

エイドに行くとホッとする

猛烈元気なテンションで応援してくれる

「あと、少しです!!」

「頑張ってください!!」

「こっからは歩いても大丈夫ですよ!!」

等...

「こっからは歩いても大丈夫ですよ!!」の応援が何か引っかかった

いや、本人は凄く気遣った上での声援だったと思う

凄く有難いし嬉しい

でも、それを受けて何か燃えた

「俺は、ランナーだ!!」

クソくだらない意地だけど、やっぱり俺はランナー

走るためにわざわざ北海道まで来た

ウォカーでもなければジョガーでもない

どんなにド凡走であってもランナーなんだ

そう思って最後の数キロは意地で走った

 

つづく

 

【練習】

9日 休足

【走行距離】

8月第2週 11k

8月月間 35.6k

  

 
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第7回北オホーツク100kmマラソン(50kの部) 詳細レポその11

・20-30k 49:27(23:34-25:49) 2:24:33

この区間からずっと丘陵地帯

アップダウンも所々あり少しずつ脚にダメージが...

霧も無くなり日が昇ってくる

北海道の北の北だから気温自体は20℃以下と涼しい

けど、さすがに夏なんで太陽が出てくると暑い

そんな環境でもエイドは途切れなくあるから心強い

暑くなるだろうってことで、かぶり水もほぼ毎回のエイドにあるし

なんと言っても25k地点にスペシャルエイドを置ける!!

相方イエロー氏が直前まで預けようか預けまいか悩んでいたあのスペシャルエイドだ

(結局預けず宿舎でガバ飲みしたようですが....)

ウルトラでよくあるサービスなのか分からないけど

好きなスペシャルドリンク置けるってのは嬉しい人には嬉しいと思う

 

・30-40k 54:59(27:20-27:33) 3:19:32

いよいよ脚が終わる....

35k地点でおなじみの右脹脛、右ハムが攣って一旦ストレッチ

長野から何も進歩してない

超ポジティブに考えると、長野の時は33k地点で攣ったけど

今回は35k地点で攣ったってこと

2k延長した \^○^/

3か月間何してきたんだろう....って惨めな感情しかない

後ろからきたランナーに「ドンマイ...」とか嫌味な事言われながら

でも、これが今の俺の実力かって反省したりして進む....

そんなこんなで必死に走ってる(or歩いている)と

40k地点でまさかの出来事が......

 

つづく

 

【練習】

8日 ジョグ 11k 1:01:28 @5:35

【走行距離】

8月第2週 11k

8月月間 35.6k

  

 
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第7回北オホーツク100kmマラソン(50kの部) 詳細レポその10

会場の横には小さめの公園がある

テント泊する選手はそこで泊まるみたい

で、そこで軽くアップ

ほとんでアップなんてしてる人いないけど....

アップして気付いたけど、風がかなり強い

北の方でよくある「やませ」っていう風らしい

はっきりいって寒い

この時期自分の口から「寒い」って単語が出てきてビックリした

 

数十分後、スタート地点へ

もう、ユルユル

100kの部がメインだからなのか、50kの部はほとんど人がいない

ちょっと規模の大きい学校の持久走大会かって位

ってことで、スタート5分前に来ても最前列に並べる

ま、最前列に並ばなくてもスタート後すぐ前に行けますね

あの人数なら

ロスタイムが許せないって方なら良いんじゃないでしょうか....

 スタート前に○○長の挨拶を聞き

その後xx長の挨拶もあり

さらには△△長の挨拶もあり

ようやくスタートへ

 

・0-10k 47:54(24:04-23:43)

かなり風が強い

どの方向に風が吹いてるか旗を見たり木を見たり

状況に応じて他ランナーを風よけにする戦略

が....

全く周りにランナーおらず

スタート直後なのにガラガラ

いるにはいるんだけどまばら

俺も男だってことで風を全面に受けて走る事に

(つっても前にいた女性ランナー、力強く一人で走ってましたけど...

ウルトラウーマン強過ぎ)

5k前後は海岸線沿い

ヤバい程の風

でも体力はまだあるんで何とか前に進む

左はオホーツク海、右は大草原

人もビルも車も家もほとんど何も無い

普段ごちゃごちゃした街中走ってる人間にとっては別世界

しかも霧がかなり濃い

前に見える風景の上2/3位まで霧がかかってる

あの世で走ってるのか?って錯覚するぐらい

(あの世がどの世か知らんけど....)

 

・10-20k 47:12(23:32-23:34) 1:35:06

海岸線沿いを出て内陸部に入って折り返し

また海岸線沿いへ

海岸線沿いはやっぱり強風

もう勘弁してってところでまた内陸部に入る

風無くなってヤッホー \^○^/ってなったのは一瞬

今度は逆に暑い

風無いし太陽がドンドン顔を出してるし...

体力あるからまだ気にならないけど、アップダウンもまぁまぁある

ちょっとだけキツいけど、エイドの実名応援を励みに前へ前へと進む

 

つづく

 

【練習】

5日、7日 休足

6日 朝ラン 8.7k 50:00 @5:45

【走行距離】

8月第2週 0k

8月月間 24.6k

  

 
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第7回北オホーツク100kmマラソン(50kの部) 詳細レポその9

イエロー氏の「今回の戦略は?」の質問でうろたえるレッド

散々意識高い系の戦略聞いて、「なるほど~」ばっかり言ってたんで

「完走目的です」って答えるのはちょっと空気が違うような気がして...

だからって50kなんて走ったことないし、もっというとフルも1回しか走ったことないし、

そんなド素人がベテランを唸らす戦略なんか思いつくはずもなく...

結果...

 

「キロ5で終始行きゃいいんじゃないっすか^^

キロ5で50k 5x50で250分 後半は少し上げ気味で

トータル4時間一桁位っすか....(汗)」

 

普段のジョグペース位だったら何とかなるんじゃね?...と思ってとっさに回答

すると...

 

「ん?それ表彰台レベルだよね?」

 

調べると前回の5位が4時間僅かに切るぐらい

キロペースで言うと@4:47位

言われてみると随分勘違いしたレースプランのような気が...

 

「まっ、まぁ...(何とかなるっしょ....(滝汗))」

  

スタートは朝の10時

会場まで徒歩3分だし何分前に来いって指定も特にない

ウルトラだから緩いのか、そもそもこの大会自体が緩いのか理由はよく分からない

 イエロー氏はアップとかは必要ねぇ主義で20分前位に行きゃ良いんじゃね?とのこと

自分はアップはしっかりやりたい主義で1時間前位には行きたかった

その旨を伝え「じゃ、会場に向かうのは各々で」って事になり先に会場へ向かう

 

「グ、グ、グッドラック!!」

 

随分とぎこちないグッドラックを聞きながら会場へ

つづく

 

【練習】

4日 休足

【走行距離】

8月第1週 15.9k

8月月間 15.9k

 

 

 
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第7回北オホーツク100kmマラソン(50kの部) 詳細レポその8

100kランナーの「あれ忘れたっ」「これも忘れたっ」の声のおかげで6時前起床

「あぁ~、良く寝れなかった~(*'▽')」

 

朝食は7時から

朝食の方はごく普通の量の和食

ただ少し配慮されてるのか、小さいアンパン1つとエネルギージェル1つが追加 

結構嬉しいですね こういうの

で、相方・イエロー氏を食堂に残し自分1人で部屋に戻る

いや...2日目で気付いたんですよ...

 

イエロー氏、食うのクソ遅え!!

 

昨日の前夜祭の頃から薄々気付いてたんです

ゆっくり食べるなぁと

で、本人にも遠回しに聞きつつ先に部屋に戻って良いとのことで1人で戻りました

なんで、決して冷たい人間ではありません...

 

部屋に戻ってゆっくりすることに

50kの部は10時スタートなんで、朝食食べてから結構ゆっくりできる

のんびりしつつレースの準備なんかもしていると

キロ5で6k走れる位、別の言い方するとキロ6で5k走れる位の時間がたってから

イエロー氏が部屋に戻ってくる

ま、分かりやすく言うと30分後に戻ってきました

で、イエロー氏の今回の戦略なんかを聞かされる

正座して聞くことに

やっぱりベテランランナーさんだけあってかなり緻密で冷静な戦略を立ててる模様

ま、どうでも良かったんで「へぇ~」「そうなんですか」「なるほど~」

三種の神器で乗り切りました

一通り戦略を聞いて、ようやく終わった~って思ったら

「で、レッドはどうするの?」

とまさかの逆質問

基本会話のキャッチボールって重要だと思ってますけど、ネタによりますよね

今回は超絶返したくなかった

何せ完走目的だから

もし「完走で十分です」って言ったら、お前さっきの「へぇ~」「そうなんですか」「なるほど~」の相槌はなんだったんだよってツッコミ入れられそうでビビってました

ってことで、事前の完走目的からまさかの目標をブチ上げてしまうことに....

 

つづく

 

【練習】

3日 朝ラン 9.3k 54:01 @5:47

【走行距離】

8月第1週 15.9k

8月月間 15.9k

 

  

 
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